実録麻雀
楓 「(う~ん、配牌がひどいですねぇ……ヤオチュー牌が10枚ですか……しかも、トイツが2組……どうしようもないので、国士でも狙っちゃいますか)」
~数巡後~
楓 「(はうっ!? も、もう国士をテンパイしちゃいましたよ!? しかも、捨て牌を見たら、図らずして、いい感じにヤオチュー牌が切れてて、迷彩っぽくなってますね。そして、待ちは、1枚切れの北……フム、これは却ってリーチした方が、振り込みを期待できそうな気がします)リーチです!」
みなも「ふ~ん、七尾がリーチか。よし、それじゃ、私もリーチ!」
楓 「おやおや、追っかけリーチですか。いいでしょう、受けて立とうではありませんか!」
みなも「やけに不敵じゃない。そんなに高い手張ってるの?」
楓 「んっふっふっふ……そいつは振り込んでからのお楽しみってやつです!」
凛 「……それは、とても恐ろしいのです。振り込みたくありませんです。(躊躇なく)リーチなのです」
楓 「へ? 凛ちゃんまでリーチですか? 言ってることとやってることが違う気がしますが……ま、まあ、突っ込んできてくれるなら、大歓迎ですよ!(あ、あれ~、参りましたね……どうせなら、おりてくれた方が、北は出てきそうな牌なんですが……)」
ともえ「にょほほ~、三人もリーチとは、これぞまさしく四面楚歌っ! そいじゃ~、仕方ない! ちょうどテンパったし、逃げられそうもないので、通らばリーチなのだっ!」
楓 「へ? へ? へ?」
みなも「あれま。四人リーチってことは、お流れか」
楓 「ひいいっ!? な、何てことをー!?」
みなも「じゃ、テンパイチェックしましょうか。結局、七尾のリーチって、何だったの? ──へぇ、国士テンパイとは気づかなかったわ」
凛 「……北待ちなのですか。おや、誰も持ってないのですよ」
ともえ「にゃははっ! 北は、山ん中でネムネムしてたのだ!」
楓 「あ、あぁ……涙で目が曇って牌が見えません……」
