楓 「本日は、グランプリでデッキAとして採用した黒白幽霊屋敷の紹介です」
ユニット……21枚
イビルアイ・ドライバー×3
溺愛の魔煙ラバー×3
煌く鋼糸の乙女×3
犬闘士チワワ×3
犬闘士フェンリル×3
花束を捧げる乙女×3
犬闘士ケルベロス×3
ストラテジー……10枚
真夜中のダンスパーティ×3
冥王の鈎爪×3
建設的な未来×1
サイレント・ナイト×3
ベース……9枚
陽気な幽霊屋敷×3
陽気な墓場×3
陽気な森×3
みなも「って、地方予選を突破したときから、何一つ変わってないわね」
楓 「まあ、これが一番手に馴染んだ形ですから」
凛 「……相変わらず、1枚挿してある建設的な未来が怪しさ満点なのですよ」
楓 「何を言ってるんですか! 強いですよ、建設的な未来は! この1枚があるかないかで、屋敷パーツの揃うスピードが全然違います! ――とはいえ、別に建設的な未来がなくても屋敷パーツは揃う上に、揃った後は無駄なカードになってしまうので、必要ないといえば、必要ないのですが」
ともえ「この1枚のスペースは、神々の雷にした方が良かったんじゃないかい!?」
楓 「確かに、神々の雷にした方が、汎用性は高いでしょうねぇ。それでも敢えてそうしなかったのは、相手のデッキの良いところを潰すより、自分のデッキの良いところを活かす方向へ持って行きたかったからです」
みなも「要するに、自分のデッキのポテンシャルを最大限に発揮できるようにしたかった、というわけね」
楓 「あい。それと、もう一つ付け加えるなら、ウィニー対策も意識しています。ウィニー相手はとにかく屋敷パーツさえ揃ってしまえば、優位に立てます。が、屋敷パーツが揃う前に殴りきられては、どうしようもありませんから……先ほども言ったように、この1枚があれば、屋敷の揃うスピードも格段に早くなるので、ウィニー耐性がアップする、というわけです」
みなも「なるほどね。それじゃあ、次のツッコミどころへ行ってみましょうか。黒なのに、失恋の痛みが入っていないのは、なぜ?」
楓 「あちきも失恋の痛みは投入したかったのですが、残念ながら、スペースが……まあ、こちらは失恋の痛みを打てませんが、相手にも失恋の痛み(をはじめとする様々なストラテジー)を打たせないつもりで、チワワとフェンリルを3枚ずつ投入してあるので、良しとしましょう」
凛 「……では、次の質問なのです。大型対策としては、すでにダンパが3枚入っているのですから、冥王の鈎爪は絶望の連鎖にした方がハンドの補充もできて、いいのではないですか?」
楓 「ああ、それはですね、もちろん構築の段階で、絶望の連鎖も選択肢には入っていたのですが……あちきは6コスト以下のユニットより、ルドルフとかゴッドファーザーを何とかしたい人だったんですよ。彼らを倒すのに、ダンパ3枚だけでは心許ないですが、さすがに冥王の鈎爪まであれば、何とかなるものです。ついこの前も、1試合に5回もルドルフが出てくるという事態に遭遇しましたが、屋敷と確定除去を駆使して、全て撃退することに成功しましたから。それに、絶望の連鎖だとラバーで回収できませんが、冥王の鈎爪ならラバーで回収できる点も見逃せません」
ともえ「そのラバーなんだけど、3枚も必要かい!? 1~2枚で十分な気もするのだ!」
楓 「幽霊屋敷が登場した当初と違い、最近はラバーでサイレントナイトを回収されないよう、相手に警戒されてますからねぇ……3枚も入れる必要はなくなったと思います。ただ、あちきはへっぽこなので、デッキに1~2枚しか入ってないカードだと、序盤に手札に来たとき、エネルギーに差していいものかどうか迷っちゃうんですよ。ですが、3枚もあれば、1枚くらいエネルギーに差しても大丈夫! と割り切れるので、3枚投入してあるんですよね」
みなも「まあ、普通に場に出しておくだけでも、相手にしてみれば、厄介なユニットになるもんね」
凛 「……パワーがそこそこに高いので、確定除去以外では、迎撃しにくいのが偉いのです」
ともえ「下手に手を出すと、サイレントナイトを回収されてしまうってのは、かなりのプレッシャーなのだ!」
楓 「まあ、シュレーゲルやヘルなど、ラバーの代わりに入れてみたいユニットはたくさんいるので、幽霊屋敷がシーズン制限にかからないようであれば、今後も研究を続けたいと思います」